-
-
幸せに生きるとは
2022/3/6
三月になりました。春は出会いの季節であり、また同時に別れの季節でもあります。 ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心(ごころ)なく 花の散るらん (のどかに陽(ひ)の光がさす春の日に、どうして桜の花 ...
-
-
天の時、地の利、人の和
2022/2/4
二月を迎え、節分・立春という、年の節目(ふしめ)がやってまいりました。 すべてのものごとには「節目」というものが必要です。ものごとは一つ一つの積み重ねです。竹は節目があるからこそ、しなやかで丈夫です。 ...
-
-
真行
2022/1/15
令和四年、あけましておめでとうございます。 日本人は古来、すべてのものに神が宿る「八百万(やおよろず)の神」という感性を大切にして暮らしてきました。それは人や物だけではなく「時間」もそうです。 お正月 ...
-
-
人類への期待
2021/12/5
今年も残すところ、あとわずかとなりました。 この一年をあらためて振り返ってみて、皆様はどのような思いを持たれるでしょうか。 「歴史の一ページに刻まれるような」という表現がありますが、私たちはまさしくそ ...
-
-
感謝という選択
2021/10/8
秋の稔りの感謝祭、まことにおめでとうございます。 この感謝祭の時節を迎えるたびに、私はしみじみと「恵み」ということの有難さを思わずにはいられません。 神様は、自分たちが当たり前に生きているのではない、 ...
-
-
つつしみをもって生きる
2021/9/6
九月になりました。秋はお彼岸の季節であり、例年ですとこの時期は家族でゆっくりお墓参りをして、彼岸・悟りにむかって尊い行(ぎょう)をいとなんで参りましょう――ということをお伝えしているのですが、残念なが ...
-
-
万策尽きた、その先に
2021/8/5
暑い盛りですが、皆様お変わりはありませんでしょうか。 まだまだ厳しい暑さは続きますが、七日の立秋を過ぎれば、季節の上ではもう「残暑」とよばれます。 朝夕の風にほんの少し涼しさを覚えたり、ひぐらしの鳴く ...
-
-
この世を活かす言葉
2021/7/3
令和三年も半年を過ぎ、いよいよ一年越しの東京オリンピックが開催される時期となりました。 世の中は一時でもこのコロナ禍の現状を忘れ、華やかなオリンピック一色に染まり、人々の気持ちも高揚感と共に一つとなり ...
-
-
凡事(ぼんじ)徹底(てってい)
2021/5/14
令和三年かむながらのみち例大祭、まことにおめでとうございます。 このコロナ禍という状況における大祭は、昨年に続き二度目となりました。 皆さまの胸の内には、昨年とはまた異なる様々な想いが去来していること ...
-
-
新しき生活の創造
2021/4/5
四月となり、いよいよ本格的な春を迎える時節となりました。 水はぬるみ、鳥は歌い、花は咲き、風はその薫りを運ぶ――そのような自然の営みを感じるにつけ、人が右往左往している間にも、確実にその歩みを止めない ...